ラズパイ(Raspberry Pi)で開発用のWebサーバ(LAN内専用)を立ち上げたんだけど、もっと使い勝手を良くしようと思って、下記の機能を実装してみたら、思いのほか最強になった。
追加した機能
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SVNサーバ化によるソース管理(Windows/Mac間での共有可)
便利度:
(Win/Macで同時開発していてSVNでソース管理したい人は満点)
SVNサーバ化によるソース管理(Windows/Mac間での共有可)
Windowsで開発時、TortoiseSVN+ネットワーク共有フォルダにリポジトリ置いてソース管理していたが、開発用端末にMacが参入し、Aptana StudioにSVNKitをインストールして共有フォルダ上のリポジトリにアクセスしようとしたが上手くいかなかったので、ラズパイで実装したLAN内WebサーバにSVNサーバ機能を追加することにした。
Subversionのインストール
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ラズパイにSSH接続し、以下のコマンドを入力して「Subversion」をインストールする。
sudo apt-get install subversion subversion-tools libapache2-svn
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以下のコマンドを入力して、変更するファイルのディレクトリへ移動する。
cd /etc/apache2/mods-available
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以下のコマンドを入力して、変更するファイルのバックアップを取得する。
sudo cp -p dav_svn.conf dav_svn.conf.org
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以下のコマンドを入力して、viエディタを起動する。
sudo vi dav_svn.conf
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以下がコメントアウトされているので生かす。
<Location /svn> DAV svn SVNParentPath /home/svn </Location>
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以下のコマンドを入力して、SVNパスにリポジトリを作成する。
sudo mkdir /home/svn/ cd /home/svn/ sudo svnadmin create [リポジトリ名]
[リポジトリ名]の部分は任意の名前を指定する。
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以下のコマンドを入力して、リポジトリパスにapacheユーザーを割り当てる。
sudo chown -R www-data:www-data [リポジトリ名]
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以下のコマンドを入力して、ラズパイを再起動する。
reboot
動作確認
「http://ラズパイのIPアドレス/svn/[リポジトリ名]」でリポジトリにアクセス出来ればOK!
参考サイト
Raspberry PiをSubversionサーバにする(OSインストールから)(かきみ~らの適当blog)