【マーケティング事例】チョコボールとキョロちゃんAR

ひさびさにチョコボールを買ってみた。別にという日に他意はないけど。
で、家に帰って「さぁ食べよう」と思ったら、箱になんか書いてんの。

チョコボールパッケージイメージ

世界初!? AR toyシリーズ1
自分で動かせる!遊べる!

ほほう。
おもちゃのカンヅメを通算3個ゲットしてる中途半端なチョコボールファンとしてはやるしかあるまい。
バレンタインデーで日曜日なんて、どうせヒマだしな

早速ダウンロードしてやってみる

“キョロちゃんAR”って検索したら出てくるらしいので、スマホで検索。
“キョロちゃん”って入力した時点で関連検索で表示された。
結構みんなやってるらしい。

ダウンロードページイメージ

サイトにアクセスしてアプリをダウンロード。80.1MBとまぁまぁ重い。

キョロちゃんARスタート画面

私は大人だから「遊びかた」とか見ないで即「スタート」!
大人は決してナメられてはいけない。これが大人の正しい遊びかたである。

キョロちゃんARゲーム画面01

どの箱を買ったのか選ぶらしい。
とりあえず無視して違う箱でやってみたが出来なかったので、言う通りにする。

いざ!!!

キョロちゃんARゲーム画面02

おらあああ!!!!!

キョロちゃんARゲーム画面03

ああああああああああああああ!!!!!

意外にムズい!!
だが、そこは大人の力でなんやかんやアレして、

キョロちゃんARゲーム画面04

っしゃああああ!!プロ級っ!!!

30代の男がバレンタインデーの日曜に本気出したらこんなもんじゃーい!!
あれ?なんだか涙が止まらないよキョロちゃん…。

真面目な話

チョコボールって今思うとすごいよね。
もちろんお菓子としても美味しいけど、たくさん買ってもらうための作戦がすごいなって。

チョコボール会議
1960年代 チョコボール販促会議ノ図

「たくさん買ってもらうにはどうしたらいい?」
「当たりクジつけたらいいんじゃない?当たりでもう1個とかさ。」
「ありきたりねぇ。」
「何個か買ってもらったらプレゼントするっていうのは?」
「それは買わせようって魂胆が見え見えでいやらしいわ」
「だからクジがちょうどいいんだって!」
「なかなかまとまらないなぁ」
「もういっそ、クジで当たったらプレゼント貰えるにしちゃえばいいんじゃね?」
「お前、天才か!」
「あとギャンブル性も付けて、クジにレアリティを付けるってのもいいわね!」
「銀なら5個、金なら1個。ただし金は滅多に出ない、とかか!」
「これは…売れるな…」
「あぁ…このアイデアで50年は売れるぞ!!」

最初の「マンガのカンヅメ」が1967年。来年の2017年でちょうど50年。なんと半世紀!
モノを売るアイデアっていうのはすごいチカラを持っていると改めて思った。
さらに時代に合わせて新しいアイデアを投入してくる森永製菓さんには脱帽っす!

※ 途中で一部完全に私の妄想が入っています

投稿者: Output48

中学生の時に初めてHTMLに触れてからホームページ制作を独学で始める。 ベンチャー企業の営業、大手企業のPG・SEを経て、独立。 現在はとある企業のCTOと、変な名前の会社の社長をしてる。

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