2016年2月3日~7日まで開催されていた「大ベンチャー展」に行ってきた。
5日間開催されていたが、初日以外のセミナーは抽選漏れたので、初日だけ参加。
イベントレポート
0:00-9:30 バスで東京へ
お金がないので夜行バスが好きなので、あえてのバス移動。
でも移動時間9時間半か…
オーストラリアだって行けるやん…
まぁ寝るだけだからいいけど。
あと夜行バスって座席の当たり外れが異常。
この日は運賃2,800円にも関わらず、隣は空席だし、前の席もリクライニングあまり倒さない人だったもんで、大当たり!!
熟睡できたのであっという間に東京に着いた。
11:00 会場入り
なか卯かすき家で迷ったあげくカフェ・ベローチェで朝食食べた後、会場へ向かう。
どんな会場だろう?
なんせミイラや恐竜が展示されるって話だから、
こんな感じだろう!って思ってたら、
学校やん…
ちょっと外見の予想とのギャップに焦ったけど、中はすごくオシャレに改装されてるし、ベンチャーのイベントらしいな!と思って持ち直した。
…でも何かおかしい。
会場はあってるはずなのに、おもてには違うイベントの垂れ幕しかない。
え?本当にここ?って思いながら中に入る。
…ん?
あったー!ここであってた!!
ていうか、扱いちっちゃっっ!!
ほんまに大丈夫か?これ…かなり不安になる。
看板通りに歩いていくと、
地下かい!!
オシャレな会場だっただけにこのイベント歓迎されてないんじゃないだろうか?
会場らしいところに着くと、準備中まる出しで受付もないから勝手に入る。
で、勝手に入ったのはいいけど周りは黙々と作業してるし、キョロキョロしてお客様アピールするも完全に無視される私。
おそらく何人かの方は私のことをスタッフと勘違いしてたと思う。
今考えると平日の昼間に来るやつなんて想定してなかったのかも。
あまりのアウェイ感にちょっと帰ろうかなとか思ったけど、このイベントのためだけに東京まで出てきた手前、引くに引けなかった。
とりあえず全部見てから考えよう!
博物館と言えば恐竜だよねってんで、しょっぱな恐竜が展示されてた。
ホリエザウルス
ライブドア科ホリエザウルス族の大型恐竜。
他の恐竜を吸収合併することで徐々に巨大化して成長していく。大きい個体だと80mを超えたとも言われているが、これはホリエザウルス自身による虚偽記載である可能性も高い。
また、ホリエザウルスはホリエモンの先祖であると言われている。しかし、恐竜が進化してホモ・サピエンスになるとは考えにくいため、「ホリエモンは実は恐竜なのではないか」と深夜4時の居酒屋のボックス席などで囁かれている。
後ろにビニール袋が散らかっているのがお分かりいただけるだろうか?
ホリエザウルスの存在感も半端なかったが、どちらかというと周りの作業感が上回っていたため、あんまり入ってこなかった。
初めてリアル脱出ゲームを考えたスクラップ原人
株式会社スクラップが手掛ける大人気イベントの「リアル脱出ゲーム」だが、実はそれを最初に考えたのは古代のスクラップ原人であることはあまり知られていない。
スクラップ原人の認知度がここまで低い理由の1つとして、この原人が「リアル脱出ゲーム」を発明した直後に絶滅してしまったことが挙げられる。頭が悪くて、自分で作った脱出ゲームを脱出できず餓死したためである。
ふむふむと説明を読んでいると、山口さんとかいう学芸員みたいな人が「これが脱出ゲームで解けなかった謎だと言われています」と聞いてもいないのに教えてくれた。
これである。
真面目に(作ったやつがいれば解けるだろ)と思ったけど、大人なのでとりあえず納得しておいた。
連続起業家 家入一真のミイラ
ハンガリーから出土した約3600年前のものとみられるベンチャーのミイラ。かぶっているハット・黒縁メガネ・ヒゲの生え方などの特徴から、連続起業家・家入一真のミイラではないかと言われている。「いや、違うんじゃない?」とも言われている。なお、余談ではあるが、このミイラを掘り起こした作業員は3日後に死亡した。呪いとかではなく、風邪で。風邪をこじらせて死亡した。
メイン展示の最後の1つ。
結果的に私が生まれて初めて見たミイラの展示がこれになったっていう。
ここでも学芸員?的な山口さんが「そのミイラはインフルエンザでなくなったんですよ」と教えてくれた。
「近くにいるとインフルエンザになりますよ」とか言われたので(何言ってんだこいつ)と思ったけど「マスクが必要ですね」と答えておいた。
その他の展示物
もうイベントも終わってるし、ネタバレしてもいいかなという事で、他の展示物も。
個人的に一番ツボった…じゃなく感心した世界最古の「いいね!」。
学芸員風の山口さんが「古代人は人生で2回しか“いいね!”出来なかったんだよ」と教えてくれた。
これは…正直、元ネタが分からんかった。
なので展示品を作っていた設置していた学芸員風っぽい山口さんに聞いてみた。
山口さん「マジウンコなんすよ!」
ほんと何言ってるのか分からなかった。
真顔で「え?どういう意味ですか?」って聞いたら、
山口さん「ベンチャーの糞も現代の人間と変わらないマジウンコだったっていうね」
なるほど!
要は現在活躍しているベンチャー企業の社長達も、みんなと変わらない只の人間なんだよ、と。
山口さんは解説中とにかく「マジウンコ、マジウンコ」と必要以上に言ってたけど、
ふざけた展示に隠された奥の深いメッセージに(本当は真面目な人たちなんだ!)と思った。
集団で狩りをしていたらしい…。なるほど的を射ている!
あとTwitterの始祖鳥関連の展示の多さから製作者サイドで盛り上がったのかな?と推測する。
なんか手に藁(わら)を持っていた山口さんが解説してくれたベンチャーの進化図。
上はもちろん人類の進化図だけど、下がベンチャーの進化図。
山口さん「ベンチャーも同じように進化してるんですけど、なぜか1回鳥になるっていうね!」
身振り手振りを交えながら、「なぜか1回鳥になる」のくだりをなぜか2回も説明してくれた。
しゃくれ→逆しゃくれの進化も熱心に説明してくれたけど「テストで間違えそうですね」くらいしか答えられなかった。
さっき山口さんが持ってた藁(わら)これかー!
絶賛メイキング中だったようです。
他にも、いろいろ面白い展示品がありましたよっと。
12:00 昼食
とりあえず一通り見た時点で12時。セミナーまであと7時間ある。
どうしようかとメガネをかけてる山口さんに相談してみた。
山口さん「この近くにインド人完全無視カレーってのを出す店があるんすよ」
お昼時なので他にもお客さんが結構いたけど私以外誰も注文してなかった。
「あいつアレ頼んでるよー」とかウワサされてそうですごい恥ずかしかったので、すぐ食べて出た。
会計の時に女性の店員さんが商品名をどういう顔して言うのか、あわよくば聞こえなかった体でもう1回言わせようかとジッと見てたけど、金額しか言われなくてちょっとヘコんだ。
18:20 再び会場入り
なんやかんやして時間を潰して再度会場入り。
セミナーまでちょっと時間あったので、再度展示品を見に行くと…
!!!!!
アメーバが藁(わら)喰っとる!
!!!!!
「いいね!」が起き上がっとる!
若干の変化に(あれから試行錯誤したんだなぁ)と製作者サイドの妥協を許さない姿勢に感動してセミナーへ。
後半へ続く
→【レポート】大ベンチャー展~セミナー&博物館の大イベント 後編