プログラマから軽く見られがちなHTMLコーディング。
実はとっても大変な仕事で、スキルもプログラマ以上に必要となる。
プログラマは特にHTMLコーダーや、HTMLコーディング作業を軽く見る傾向があるが、実際やらせてみると全然できないことが多い。
正直、HTMLコーディングは、単一言語、単一プラットフォームでの開発が多いプログラム作業より、よっぽど高度で大変な作業だと思う。
これからHTMLコーディング作業に臨むプログラマがこの記事を見たら、HTMLコーディング作業を舐めずに取り掛かってほしい。
HTMLコーディングを始める前に
求められるスキル
- HTML 正しいマークアップスキル
- CSS 表現の引き出しの多さ、デベロッパーツールで確認が出来る、各ブラウザ対応ができる、各デバイス対応ができる
- JavaScript 言語の理解、引き出しの多さ、デベロッパーツールでデバッグができる
- HTTPやセッション、Cookieなどを正しく理解し実装することができる
- セッション、Cookieの状態をデベロッパーツールで確認できる
- JSP、ASPなどを理解し、MVCモデルに対応したコーディングができる
- サーバーサイドの知識があり、動的な処理を考えてコーディングができる
- サーバーサイドの知識があり、アップロードはもちろん、サイト構築も行える
- トライ&エラー作業に苦痛を感じず、かつスピーディーに行える
- 実装アイデアが豊富に思いつく
World Wide Web Consortium(W3C)
https://www.w3.org/
求められる品質
- デザインイメージと配色やレイアウトを100%以上の精度で実現している
(100%以上という表現は、デザインイメージより良くなる分にはOKとの意味合い) - デベロッパーツールでエラーが出ていない
- SEOも考慮したうえで正しくマークアップされている
- 更新しやすいよう適切なコメントが入っている
- 効率よく無駄のないCSS
- どのブラウザ、デバイスで見ても崩れない
初めてHTMLコーディングする人に一読してもらおうと、ちょっと偉そうな事を書いてみた。
他に付け足したいことが出来たら、更新しようと思います。