ローカルにテスト用サーバーを構築する際、既存サイトのデータをエクスポートし、phpMyAdmin でインポートしようとしたら、以下のエラーが出力された。
アップロードしようとしたファイルが大きすぎるようです。この制限に関する対策については ドキュメント をご覧ください。
…なるほど、確かに phpMyAdmin のインポート画面に表示されているサイズを超えている。
さて、どうしたものかとグーグル先生に相談。
設定ファイルを触って転送サイズを上げるなど、色々試した結果、BigDumpというツールを使うのが一番簡単という結論に落ち着いた。
BigDump とは
BigDump とは、phpMyAdmin で読み込めない大きなサイズのデータをデータベースにインポートするツール。
以下のページよりダウンロードできる。
BigDump: Staggered MySQL Dump Importer
http://www.ozerov.de/bigdump/
BigDump の使い方
zipファイルを解凍すると、bigdump.phpというファイルが1個入っている。
まずは、サーバー情報に合わせて、phpファイルを編集する。
// Database configuration
$db_server = 'localhost';
$db_name = '';
$db_username = '';
$db_password = '';
上から、サーバー名、データベース名、ユーザー名、パスワードの順で設定する。
保存したら、インポートしたいsqlファイルとともに、サーバーへアップロードする。
(この時、sqlファイルとbigdump.phpは同じ階層に置いておくと、後々便利)
後は、アップロードしたアドレスをブラウザに打ち込むと、BigDump の操作画面が表示される。
sqlファイルを同階層に置いておくと、最初からインポートファイルが表示された状態となる。
Start Importをクリックすると、インポートが開始される。
BigDumpでも読み込めない!?エラーが出た場合
データによっては、以下のようなエラーが出る場合がある。
この場合、読み込めなかったテーブルだけのsqlファイルを作って、phpMyAdmin でインポートしたらいけた。
sqlファイルに手を入れるなら、そもそもBigDump使わなくていいじゃないかと言われそうだが、作業時間は削れるので、今のところこの方法が私の中で最善。