Windows10のPCにてメモリ増設した後、起動時にエラーが出るようになった。
問題が発生したため、PCを再起動する必要があります。
エラー情報を収集しています。自動的に再起動します。
一応起動するのだが、やたら遅い…。
これはかなわんと思って、ちょっと調べてみた。
イベントビューアーを見ると
イベントビューア-のログを確認してみると、起動時に以下のエラーが出ていた。
Windows の高速スタートアップがエラー状態 0xC0000001 で失敗しました。
あー…、そういう事か。
高速スタートアップについて
高速スタートアップとは、Windows8から実装された機能で、OSの起動を早くするための機能である。
仕組みとしては、シャットダウン前のOSカーネル(デバイスドライバやサービス)をディスクに保存して終了し、次回起動時に、保存していたOSカーネルから読み出すことでOS起動時の初期化にかかる時間を削減している。
メモリ増設(交換)でのエラーの原因
メモリを交換したことにより、高速スタートアップ機能により保存されている前回終了時のデバイス情報と、実際のデバイスが異なるためのエラーだったようだ。
対処方法
以下の手順を行えば、正常に高速スタートアップできるようになる。
- 高速スタートアップ機能を無効にする
- シャットダウン
- 起動して高速スタートアップ機能を有効にする
- シャットダウン
※ 再起動ではなく、シャットダウン
高速スタートアップ機能の無効/有効
高速スタートアップ機能の無効/有効の仕方は以下の通り。