レジストリにキーと値を追加するためのregファイルの作成方法。
レジストリとは
レジストリとは、Windowsの設定情報データベースのこと。
オペレーティングシステムやアプリケーションの設定情報を格納している場所である。
レジストリの確認方法
「Windows」+「x」で、メニューを表示し、「ファイル名を指定して実行」を選択。
「名前」欄に「regedit」と入力して「OK」をクリックする。
すると「レジストリエディタ」が表示され、この画面上でキーや値の追加・変更・削除が行える。
※ レジストリの変更は、オペレーティングシステムの動作に影響するため、意味も分からず変更することはやめましょう!
レジストリ登録ファイル(.reg)の必要性
レジストリの変更内容が小規模の場合なら、特に登録ファイルは必要ない。
レジストリの変更内容が多かったり、特に複数のパソコンに同時に適用しないといけない場合などは、レジストリ登録ファイルが非常に活躍する。
レジストリ登録ファイルの作成方法
まず、一番簡単なものは、レジストリエディタのエクスポート機能を使う方法。
左のツリーからキーを選択して、「ファイル」→「エクスポート」と選択すれば、そのキーを復元するためのレジストリ登録ファイルが作成される。
次に、最小限のものをメモ帳などで手打ちする場合は、以下の形式で記述する。
(例.特定のキー値を設定する場合)
Windows Registry Editor Version 5.00
←バージョン表記。基本このまま[HKEY_XXXX\XXXX\XXXX]
←ツリーの階層"キー"=値
←設定内容
レジストリ登録ファイルの表記例
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\TEST\Test\]
"TestKey"=dword:00000001
上記の例なら、キー「HKEY_LOCAL_MACHINE\TEST\Test\TestKey」に、値「1」を設定するとなる。
レジストリ登録ファイルの動作について
レジストリ登録ファイルで登録するキーは、存在しなければ追加、既に存在していれば上書きという形で反映される。
ディレクトリに他のキーがある場合、他のキーの記述をしていなくても、消えることはない。