今回の本は「仕事のゲーム化」でやる気モードに変える(長尾一洋/清永健一 共著 2013/7/20 第一版)。
オビに「ゆとり世代」も、ベテランも、ワクワクしながら仕事に取り組める職場活性化&業績向上のヒント!と書かれている通り、社員やプロジェクトメンバーに楽しく、自発的に仕事できる仕組み作りについて書かれた本です。
購入した理由
私が会社勤めしていた頃、とあるプロジェクトの開発リーダーになり、何人かに作業をお願いする立場になりました。
下っ端時代にプロジェクト管理には思うところもあり、「自分が改革してやろう」と意気込んで、オリジナルの管理システムを一から作ることに。
確か最初に作ったのは不具合管理システムだったと思います。
機能ごとの不具合件数をリアルタイムで集計してランキング形式で表示したりして、かなり好き勝手やってました。
いろいろ考えながらやってるうちに「ゲーミフィケーション」(Wikipedia:ゲーミフィケーション)という言葉を知り、本格的に勉強しようと思って買ったのがこの一冊。
レビュー
まずはこの本、可視化経営に力を入れておられる株式会社NIコンサルティングさんの社長とゲーム好きの社員による共著ってのが面白い。
なのでテレビゲームが好きな人も、そうでない人も共感できる作りになってます。
内容は、ゲーミフィケーションの説明から入り、実業務への取り込み方法、実際の取り組み事例を元に肝部分に迫る、といった流れで進むので、頭に入ってきやすい感じ。
文字も大きくて、改行多めなのであっという間に読み終わります。
自社の営業支援システム「SFA(Sales Force Assistant)」の導入事例を元に、仕事のゲーム化成功の理由を説明してくれてるので分かり易いので、ちょっとこのシステムが欲しくなります。(笑)
キーワード
以下のキーワードについて少しでも不安があれば、本書を読み返すこと。
- ゲーミフィケーション
- 可視化経営
- 仕事のゲーム化
- モチベーション管理
- 営業支援システム(SFA)